新商品の設計段階で、3D CADと過去の不良情報からAIが工程リスク(PFMEA)の草案を作成。ベテランの暗黙知を仕組みに落とし込み、誰が担当しても同じ件数・品質でリスク抽出できる状態を目指します。
・担当者が手作業で調べながらPFMEAを作成しており属人化している
・ベテランと新人でリスク抽出漏れ・対策案の精度に差が出る
・誰が対応しても同じ件数・品質で抽出できる平準化・効率化をしたい
・外部の生成AIにデータを出せないセキュリティ制約がある
・既製のFMEAソフトは「作成の器・管理」が主で、3Dから自動でリスクを書き出すものは市場に見当たらない(タブ7の比較参照)
・そこで社内で導入済みのCopilot/Azure OpenAI等を基盤に、御社専用に学習・カスタム開発する方式を提案
・過去の不良情報を「知識ベース」化し、類似のリスクをAIが根拠付きで提示
・まずは小さくPoC(1機種)で精度を確認してから展開
設計データ(3D CAD)と、社内に蓄積された過去の不良情報(Excel等)を取り込みます。手動のデータ移行をなくすため、基幹システムに登録されたら自動でツールへ連携する構成も想定します。
3D CADの構造と過去不良の知識ベースを突き合わせ、リード線の噛み込みによる断線リスクや部品の付け忘れといった構造上のリスクを、信頼度付きで抽出します。
抽出したリスクを、工程×故障モード×影響×原因×現行管理×推奨対策の形に整形。RPN(危険優先度)も試算します。AIの自信度でレーン分けし、低信頼のものは必ず人が確認する運用です。
| 工程 | 故障モード | 影響 | S | 原因 | O | 現行管理 | D | RPN | 推奨対策(AI案) | 信頼度 | 確認 |
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「草案を自動生成」を押すと、抽出リスクからPFMEA表が埋まります。 | |||||||||||
確定したPFMEAを、御社で現在お使いの様式(またはAIAG-VDA様式)のExcelファイルで出力します。既存の帳票運用・承認フローをそのまま活かせます。
AIの草案を技術者が修正した結果を知識ベースへ還元。使うほど御社の製品・工程に合った提案になり、抽出漏れが減っていく設計です(精度は人の確定前提の70-80%を目標・あくまで仮定)。
社内データが外部に出ない構成を前提に設計します。導入済みのMicrosoft 365 Copilot/Azure OpenAI(テナント内・学習非利用)等を基盤に、基幹〜PFMEAツール〜保管までを連携します。